海にかえる道

考えるだけ無駄なこと、とことん考えてみる。日々の覚書。

大学ってなんぞや ~悩みは尽きない#3~

~前回までの振り返り~

散々悩んだ結果、もう何学部に行っても同じじゃね?と気づく

~~終わり~~

 

11月末、私はとうとう限界を迎える。

 

それは睡眠障害

というか自律神経がぶっ壊れた。

 

もともと規則正しい生活をしていたわけではないが、高校3年生になってすぐ、めちゃめちゃ不眠になった。

6月末、人生初、授業中にホワイトアウト。発汗がやばかった。怖かった。

7月末、睡眠時間が2時間程度に。暑さに完敗。

夏休み、勉強は一日6時間程度しかやっていなかったので睡眠時間増加。

9月、睡眠時間4時間程度に。

11月末、全く眠れない。血が巡ってないような感覚のまま高校へ。

 

担任が何度か心配して面談をしてくれた。

担任「最近眠れてる?」

私「眠れてないですね」

担任「昼寝は?」

私「すいません、授業中に寝落ちることあります。」

担任「眠れないよりずっといいよ、眠れる時に眠りな」

 

担任は神のように優しかった。担当教科は英語だったが、正直私は英語の授業で一番居眠りしていた。当てられた時にちゃんと答えられるようにしておけば寝ていても怒られなかった。

担任は私の母親にも「精神科にでも連れていったらどうか」と連絡をいれた。

母親は「今はそんな暇ありません、合格が決まったら行かせます」と返していた。

 

とにかく勉強をしなければならなかった。

 

しなければいけないのに、それを邪魔するように涙が毎日こぼれた。

疲れてるのだから早く寝なくてはと思っても、布団に入ると不安がうごめいて、脳がギンギンに冴えてくる。

 

助けてくれ~ぃと神に祈る毎日だった。(なんの神?)

 

ある日曜日の午後、私は突然

「わたし、毘沙門天の化身かも」

と発言。意味がわからなすぎる。たまたま家族全員がこの発言を聞いていて、驚き震えていた(どれだけ大きい声でいったのだろうか)

 

とにかく、私はもう限界を迎えていた。

 

このまま高校を卒業しても、みんなと同じ様に朝起きて、大学に行くことはできそうにない。親元も離れて自力で生活できる気がしない。普通に不登校になって人生終わりそう。そんな恐怖が頭をよぎる。

 

そして、その恐怖はやがて頭を支配した。

 

大学めざすのやめよう