ていねいな暮らしの真似事:花を飾る
今朝、近所のスーパーに出掛けると、6輪程度の小さな花束が250円で売られているのが目に入った。多分、規格外で通常の出荷には至らなかった花なのだろうが、その小ささがかえって可愛らしく見えた。
キッチンブーケの相場は500円くらいだと思われるが、大学生のときはその500円で夕飯を買いたいと思うタイプだったので、花屋を覗いて様々なブーケを部屋に飾る想像をしては「社会人になったら買おう」と唱え、静かに退店していた。
地元のスーパーには、東京の有名な花屋ほど華美なブーケはないが、地元の農家さんが大切に育ててきたのがわかる花束ばかりだった。その中でも一番控えめな花束を選んでカゴにいれた。
昨年末、花が欲しい気持ちが高まり1000円くらいの民芸品の花瓶を衝動買いしていた。(これは我慢できなかった)
それを帰宅後に引っ張り出し、水切りした花を飾る。
完璧~~~~~~~~~~~~~~!
ダイニングテーブルに無造作に置いただけでもなんだか雰囲気があった。
紅茶!紅茶を入れなきゃ!と半ば使命感を抱き、ティーポットを準備してとりあえず一杯。
民芸品も衝動買いするもんだな。
その花瓶の口は直径5cmくらいなのだが、これが小さなブーケを飾るのに丁度いい(私調べ)
花瓶の口元には穴がいくつか開いていて、そこに紐を通して壁にかけることもできる。これなら小さな茶室にも飾れる。千利休も喜びそう。
と、いうことで急にQOLがバク上がりしたような気がした。
在宅時間が増える昨今、テーブルクロスを変えたり、少しお花を飾ったりするだけで気分転換になるのでおすすめです。
大学時代、500円のブーケもケチらずに買うべきだったかもしれない。きっと爆速で課題が進んでいただろうナ(幻想)